★特徴☆

トリコディアデマ・ブルボサム（姫紅小松）**は、南アフリカ原産のコーデックス（塊根植物）の一種で、ユニークな姿と盆栽のような風格が魅力です。
太く肥大した塊根は古木のような存在感を放ち、その上部からは細かく枝分かれした葉が伸び、松の葉を思わせる繊細なシルエットを描きます。
まるでミニチュアの松盆栽のように楽しめることから、「姫紅小松」という和名が付けられています。

春から初夏にかけては、鮮やかな紫紅色の小花を咲かせ、塊根の力強さと可憐な花のコントラストを味わえるのも魅力のひとつ。
花期の姿は特に美しく、盆栽仕立てのように鑑賞価値が高いとされています。

また、乾燥に強く育てやすいため、コーデックス初心者の方にもおすすめです。
成長とともに幹や根の表情が変わり、年数を重ねるごとに渋みが増す姿は、まさに「時を刻む植物」。

育てる楽しみと鑑賞する楽しみを兼ね備えた、希少性の高い一鉢です。

～信楽焼（しがらきやき）～
日本六古窯のひとつに数えられる滋賀県・信楽町を代表する伝統的な陶器です。
約1300年の歴史を持ち、素朴で温かみのある風合いと、土の質感を活かした独特の表情が特徴。
焼成の際に生まれる自然な焦げや窯変（ようへん）はひとつとして同じものがなく、世界に一つだけの風合いを楽しむことができます。

特に植木鉢においては、通気性や排水性に優れ、植物にとって健やかな環境をつくる点でも高く評価されています。
シンプルながら上質な佇まいは和室にも洋室にもよく調和し、飾る場所を選びません。

トリコディアデマ・ブルボサムのような塊根植物や盆栽仕立てのグリーンとも相性抜群で、自然の力強さと伝統工芸の美しさが調和したインテリアを演出します。
信楽焼の鉢は、ただの器ではなく、植物の魅力を何倍にも引き立てる名脇役です。

★置き場所☆

・日当たりは明るい間接光が理想です。直射日光は葉焼けの原因になるので避けましょう。

・冬季は室内の暖かい場所に置くと安心です。最低気温は5℃以上を目安にしてください。

・通気性が良い場所が望ましく、蒸れやカビに注意。

★水やり・肥料☆

・春〜秋（生育期）は土の表面が完全に乾いたらたっぷり与える方式が基本です。

・過湿に弱く、根腐れしやすいため、受け皿に水が溜まらないように注意。

・冬（休眠期）は水やりを控え、2〜3週間に1回程度、土が完全に乾いてから少量だけ与えるのが安全です。

・春〜秋の生育期に、希釈した液体肥料を月1回程度与える。
　※冬は肥料は不要です。

★耐寒性☆

・耐寒性はあまり高くなく、5℃以下になると株が傷むリスクがあります。

・冬季は室内の暖かい場所や、霜・冷気の当たらない環境で管理する必要があります。

・0℃以下になると凍結して枯れる可能性が高いため、冬は必ず室内管理か防寒対策をしてください。

💡ポイント：耐寒性は弱めなので、「冬は屋内で明るい窓辺」または「温室管理」が安心です。

★風水効果☆

・金運・財運アップ
丸みを帯びたユニークな形状と紅色の葉は、金運や財運を呼び込む植物とされます。特に玄関やリビングなど、家の中で目に付きやすい場所に置くと良いとされます。

・家庭運・調和
愛らしい見た目とコンパクトなサイズから、家庭内の和やかな雰囲気や人間関係の調和をサポートすると言われています。

・成長・発展の象徴
乾燥に強く、じっくりと育つ性質から、忍耐力や着実な成長、事業や趣味の発展を象徴する植物としても人気です。

💡ポイント：風水では、東向き・南東向きの明るい場所に置くと良いとされています。
健康運や金運を呼び込みたい方におすすめです。