★特徴☆

アグラオネマは熱帯アジア原産の植物で、耐陰性に優れているため、室内栽培に適しています。

迫力ある葉姿は、葉の縁や葉脈に沿ったデザインで、コンパクトながらも存在感があります。

新芽は白っぽい色ですが、成長すると真っ赤になるので、成長と共に美しい色の変化を楽しむことができます。

また、アグラオネマは幸せを招くタイの宝石と呼ばれ幸福を運んでくれる植物として、アジア各国の家庭で大切に育てられている植物です。

アグラオネマを置くことで、お部屋の中で目を引くこと間違いなしの一品です。

★置き場所☆

屋内でも育てやすいですが、やはり明るい環境の方が元気に育ちます。

耐陰性はありますが、元気に育てるためにはある程度日光に当てることも大切です。
日の当たりやすい窓辺などに配置すると良いでしょう。

ただし、強い直射日光や西日などに当て続けると葉焼けすることがあるため、レースカーテンなどで日差しを遮ることがポイントです。

暗い場所に長く置くと、光合成がうまくいかず葉の色つきやツヤが悪くなったり、軟弱な株に育つ恐れがあるため注意が必要です。
スペースがなく暗い場所で育てる場合は、週に2～3回程度日光浴をしてあげるとよいでしょう。

★水やり・肥料☆

《水やり》
熱帯の湿度が高い環境に自生するアグラオネマは、水分を好みます。
春～秋の成長期は、土の表面が乾燥したタイミングでたっぷりと水を与えてください。
乾燥しているかを判断する方法は、鉢の土の表面を手でつまみます。
そのときに土が乾いていたら水やりのサインです。

冬場は気温が下がるのにあわせて、徐々に水やりの頻度を減らしていきましょう。
寒さがもっとも厳しい季節は土の表面が乾いてから1週間程度間隔を空けても大丈夫です。

水分が大好きなアグラオネマですが、一点だけ注意したいのが根腐れです。
常に土が湿っている状態が続くと、根が呼吸できず根腐れを起こしてしまいます。

日頃のお手入れにおすすめしたいのが葉水です。
霧吹きを使って葉の表面や裏面に水を吹きかけることで、乾燥対策になります。
また、葉水は葉の表面に付いた害虫予防の効果もあります。
1日に1回葉水をするのを習慣にするとよいでしょう。

《肥料》
冬場の生長が緩慢になるときに、肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があります。
肥料を与える場合は、生育期である春～秋に適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を施してください。

有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。

★耐寒性☆

アグラオネマは耐寒温度が１０℃度程度です。

最低気温が低くなってきたら寒さには注意をしましょう。

室内の暖かい場所で管理し、寒さに当たらないようにしましょう。

★風水効果☆

アグラオネマの花言葉は「青春の輝き」「スマート」です。

アグラオネマの風水効果は、富やお金を引き寄せる金運アップの効果があるとされています。
また、金運につながる仕事運を高める効果もあるとされ、海外では商売繁盛を招く縁起物としても大切にされています。

風水では、上方向に葉が成長する特徴は「陽」の運気を引き寄せ、ポジティブな流れを呼び込むにはぴったりです。
やや鋭く尖ったような葉の形状は悪い運気とされる“邪気”を追い払う効果もあるとされいます。
良い運気を呼び込み、悪い運気を遠ざけるアグラオネマは、風水効果を取り入れるにはぴったりの観葉植物です。